食が細い、むせやすい高齢者にできる、食事の工夫7選

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「最近あまりご飯を食べてくれない」「何だか痩せてきた」「ここ最近むせやすくなった」

大切なご家族が、スムーズにご飯を食べられなくなると、心配になりますよね。

ゆみたそ
ゆみたそ

実は、ちょっとした工夫で、食が細い方でも、むせなく、安全に栄養を摂取しやすくなるんです♪

今日は現役介護職員の私が、むせなく栄養を摂る方法を解説していきます♪

肺炎や、低栄養といった問題に発展しないよう、食が細い、むせやすい方には工夫が必要です。

食事を食べやすくすること、栄養補助食品も活用すること、食欲が湧く工夫をすることで、安全に食事を食べてもらいやすくなります。

この記事では、ちょっとした工夫を解説していきます。

食が細い・むせやすい原因とは?【まず知っておきたい基礎知識】

加齢による飲み込む力の低下

加齢によって、ものを飲み込む力は低下していきます。

すると、むせ込みやすくなります。

飲み込む力が弱いと、食べ物や飲み物が食道ではなく、空気が通る気管の方に入ってしまいやすくなるためです。

気管に入った食べ物や飲み物は、むせるという体の防御反応で排出されます。

そのため、飲み込む力が弱くなると、むせやすくなるのです。

唾液の量の減少

高齢になると唾液の量が減少して、むせやすくなります

ゆみたそ
ゆみたそ

唾液腺という、唾液を作り出すところの機能が低下するため唾液が減少します。

また、ものを噛むと唾液が分泌されますが、噛む力が低下するため、唾液が出にくくなります。

薬剤の影響などでも、唾液が減少します。

唾液は、口の中を湿らせる役割があります。

湿っていることで、食べ物がかたまり状になって、飲み込みやすくするなります。

そのため、唾液が減ってしまうと飲み込みにくくなり、更に食べ物が気管に入ってしまうリスクも高まります。

そうなると、どうしてもむせてしまいます。

高齢者でなくても、例えば、パンを水なしで食べろと言われたら、少し大変な方はいらっしゃるのではないでしょうか?

それは、口の中が湿っていないと飲み込みにくくなるためです。

噛む力の衰え

高齢になると、噛む力が衰えます。

噛むための筋肉の衰えや、歯周病などで歯が抜けたりするためです。

噛む力が衰えると、むせやすくなります。

ゆみたそ
ゆみたそ

噛む力が衰えると、食べ物を十分に噛み砕けず、大きい状態のまま、飲み込んでしまうことがあります。

すると、食べ物が気管に入ってしまうリスクが高くなってしまうのです。

皆さんの中にも、例えば急いでいる時に、よく噛まずに飲み込んで、むせてしまった経験がある方はいらっしゃいませんか?

よく噛めるということは、むせないために重要なことなのです。

疲労・病気・薬の影響

実は、「疲れ」や「持病」、「薬の副作用」も、むせやすさや飲み込みづらさの原因になることがあります。

私たちが何気なくしている“飲み込む”という動きには、たくさんの筋肉神経が関わっています。

それらがスムーズに働かないと、うまく飲み込めなくなってしまうんです。

たとえば──

  • 疲れているときは、筋肉の動きや反応が鈍くなり、食べ物をうまく運べなかったり、唾液が減って口の中がパサついたりします。

    集中力も落ちて、「うっかりむせた」ということも起こりやすくなります。
  • 脳卒中やパーキンソン病などの病気では、飲み込みに必要な神経や筋肉がうまく働かなくなり、食べること自体が難しくなってしまうこともあります。
  • お薬の影響も見逃せません。 

    精神のお薬やアレルギーの薬、睡眠薬などには、筋肉をゆるめたり、唾液の分泌を減らしてしまう副作用があるものも。


    こうした影響で、飲み込みがうまくいかなくなることもあるんです。

「今日はなんだか食べにくそうだな」「最近むせる回数が増えたかも」と感じたら、体の疲れや薬の影響も少し気にしてみてください。

ゆみたそ
ゆみたそ

ムリせず、体調や様子に合わせて休憩をとったり、主治医や薬剤師さんに相談することも大切です。

内臓機能の低下で食欲が落ちやすい

年齢を重ねると、内臓の働きが少しずつ弱くなっていきます。

これは自然なことですが、胃腸の働きが落ちると、食べ物を消化・吸収する力が下がります。

結果として**「あまり食べたくない」「すぐお腹がいっぱいになる」**という状態になりやすくなります。

たとえば、「お昼ご飯の後、ずっと胃がもたれている」といった訴えが増えることがあります。


無理に食べさせようとすると、逆に吐き気や疲労につながることも。

ゆみたそ
ゆみたそ

無理に食べさせようとするのではなく、少量で栄養を取れる工夫や、消化に優しいメニュー選びが大切です🌼

視力の低下、味や香りを感じにくくなることで食欲が落ちやすい

見た目や香り、味の変化が分かりにくくなると、「食べたい」という気持ちが湧きにくくなることがあります。


視力の低下により、料理の彩りや盛りつけが見えにくくなったり、嗅覚や味覚が鈍くなることで、「おいしそう」「いいにおい」という感覚が伝わりにくくなります。

これが、“食への興味”の低下につながってしまうのです。


以前は好きだった料理も、「なんとなく味が分からない」「色が地味で食欲がわかない」と感じてしまう方もいます。

だからこそ、香りのある食材や出汁、彩りを意識した盛りつけは意外と効果的なんです。

ゆみたそ
ゆみたそ

見た目・香り・味。

五感を刺激する工夫は、「また食べたい」気持ちを引き出す大切な鍵になります。

食べにくさ、むせやすさが原因で食が細くなる

食べるのに時間がかかったり、むせてしまうと、どうしても食欲は落ちやすくなります。

なぜなら、食事のたびに「つらい」「疲れる」と感じてしまうと、だんだんと食べること自体が負担になってしまうからです。


高齢になると体力も落ち、長時間の食事やむせの繰り返しが思った以上に疲労につながることがあります。

たとえば、最初はおかゆやスープを口にしても、途中で疲れてしまって「もういらない」と残してしまうことも。

ゆみたそ
ゆみたそ

そうした日が続くと、栄養が不足してしまい、免疫力の低下、感染症、床ずれ、筋力低下、貧血など、さまざまな体調不良を引き起こすリスクが高まります。

重度になると、寝たきりになってしまうこともあるため、見過ごせません。

だからこそ、「食べにくさ」「むせやすさ」を早めに見直して、食事の負担を減らす工夫が大切なのです。

誤嚥とむせの違い

「誤嚥」と「むせ」は別のものです。違いを知ることは、誤嚥性肺炎を防ぐうえでも大切です。


誤嚥は、食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまう現象のこと。


一方でむせは、それに対する**体の防御反応(咳き出そうとする動き)**です。


脳卒中などで神経が傷つくと、「誤嚥しているのにむせない」【不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)】が起こることがあります。


ゆみたそ
ゆみたそ

むせが起きないと、異物が肺に入り込んでも気づかず、誤嚥性肺炎になってしまう可能性が高くなります。


誤嚥性肺炎は、高齢者の命にも関わる重大な病気。

だからこそ、むせを軽く見てはいけないのです。


むせにきちんと気づき、適切に対応することが、誤嚥性肺炎の予防につながります。むせを軽く見ず、「大切なサイン」として向き合うことが大切です🍀

では、どうやってむせやすい高齢者、食が細い高齢者の対策をすればよいのでしょうか?

工夫をいくつか挙げていきます。

食事の工夫①「やわらかく、飲み込みやすい形状に」

食事の形状を工夫することで、誤嚥や窒息のリスクをぐっと減らすことができます。

ゆみたそ
ゆみたそ

やわらかくてまとまりのある形状にすることで、口の中で食べ物がバラバラにならず、飲み込むときに喉を安全に通りやすくなるからです。


たとえば、普通のおかずを細かく刻んだだけの刻み食は、口の中でパサついて広がりやすいです。

人によっては飲み込む前にむせてしまうことがあります。

一方、ムース状やゼリー状にした料理は、口の中で食材がひとまとまりになります。

舌でまとめやすくそのまま自然に喉に流れていくのです。


だからこそ、「やわらかくて、まとまりやすい食事の形」にすることが、誤嚥予防にはとても重要なのです。

飲みこみやすくする調理法の工夫

食事に、ひと手間加えるだけで、飲み込みやすくなります。

  • とろみをつける: お味噌汁やお茶、スープなど、さらさらした液体は、誤嚥のリスクがあります。

    とろみ剤を使うことで、飲み込みやすさがグッと上がります。
  • 人によって適度なとろみ加減が異なります。
    初めてとろみ剤を使う際は、医師や歯科医師、管理栄養士などに相談してから使用しましょう
  • ゼリー状にする: スープや煮物などを寒天やゼラチンでゼリー状に固めると、口に留まりやすくなり、誤嚥防止に効果的です。


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  • 麺類は2~5cmに切って柔らかく: 麺類は2~5cmに切ると、すすらずに食べれてむせにくいです。
  • 熱すぎる食事は、冷ましてから: 熱すぎる食事は喉を刺激するので、湯気が立たなくなってから出しましょう。
  • 酸味の強いものは味をまろやかに: 酸味が強いものも喉を刺激するので、薄めたり、出汁を加えるのがおすすめです。
  • パサつくものは、水分と一緒に: パンやカステラなど、パサつくものは、水分と一緒に摂ると、口の中でまとまりやすいです。

「市販の介護食」に頼っていい。それは手抜きじゃなく、“続ける工夫”です


市販の介護食を上手に取り入れることで、無理なく・安心して続けられる食事作りができます。

ゆみたそ
ゆみたそ

在宅介護では、毎日の食事作りが大きな負担になりますよね。
ただでさえ忙しく、体も疲れているのに、やわらかく調理したり、とろみをつけたり、栄養バランスまで考えたり…。

とくに、噛む力・飲みこむ力に配慮した食事は、手間も時間も、知識も必要です。

全部を完璧にやろうとすると、続けるのが本当に大変。


だからこそ、「がんばりすぎない工夫」として市販の介護食を取り入れることが、とても大切なんです。


最近では、ムース状ややわらか食の宅配介護食も増えていて、温めるだけで手軽に食卓に出せるものが豊富。


管理栄養士が監修しているものも多く、栄養バランスや食べやすさへの配慮もバッチリです。

疲れた日は、プロの手を借りて、無理をしない。それだけで、明日の元気が変わってきます。


介護は、長く続けていくもの。

だからこそ、市販の介護食という選択肢を味方にして、無理せず・安心できる食事作りを目指していきましょう

「毎食手作りは、正直つらい…」
そんな日があるのは当然です。

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食事の工夫②「見た目と香りで“食欲”を刺激」

食欲が落ちてきた高齢者には、「見た目」と「香り」の工夫がとても大切です。

年齢を重ねると、味覚や嗅覚が衰えることがあります。

体力が落ちて、そもそも”お腹が空いた“と思わなくなることもあります。

そんな時でも、色鮮やかな料理や、ふわっと香る温かい出汁の香りは、「ちょっと食べてみようかな」という気持ちを引き出してくれることがあります。

ゆみたそ
ゆみたそ

たとえば、同じおかずでも、似たような色が多いよりは、赤、黄色、緑を組み合わせた彩りのある盛り付けにすると、食欲がそそられやすいです。

さらに、出汁の香りが漂う煮物などを添えると、鼻からの刺激で食欲がグッと出てくることがあります。

実際に私も、介護の現場で、「飲み物いらない」と断っていた方に、温め直して出してみたら、すっと飲んでくれたことがありました。

「温かい方がおいしいのよね。」とぽつり。

温度や香りの力って大きいんだな、と思った瞬間でした。

食事の工夫③「食事の姿勢・環境を整える」

高齢者の食事では、姿勢と周囲の環境を整えることが、安心して食べるための大事なポイントになります。


どんなにやわらかくて飲み込みやすい食事を用意しても、姿勢が悪かったり、周りが騒がしいと、集中しにくくなります。

噛む力や飲みこむ力が弱い中で、食事に集中できないと、誤嚥のリスクが高まってしまいます。


食べやすく、飲み込みやすい状態をつくるには、背筋を伸ばし、軽く前傾姿勢をとること足をしっかり床につけるが基本。

さらに、テレビの音慌ただしい雰囲気があると、落ち着いて食事ができず、むせ込み食欲低下の原因にもなります。

ゆみたそ
ゆみたそ

実際に介護の現場でも、姿勢が崩れると食事の量が減ってしまう方がいらっしゃいました。

また、私が急いで食事の配膳、下膳をしていると、「早く食べ終わらなきゃ」と、急いで召し上がってくださる方がいらっしゃいます。

「早くしないと、と思ったけど、無理だったから残すわ」なんて言われたこともあります。

「姿勢と環境なんて地味なこと」と思われがちですが、実は毎日の食事を安全に、楽しく続けていくための土台になります。ほんの少しの気づかいで、食卓がもっとやさしくなります。

食事の工夫④「無理せず、少量・高栄養を意識」

食が細くなってきた方には、「たくさん食べさせる」よりも、少量でもしっかり栄養がとれる工夫が大切です。


高齢になると、一度に食べられる量が減ったり食事の途中で疲れてしまうこともあります。


「もっと食べてほしい」と思う気持ちは自然ですが、無理に量を増やしても逆に負担になってしまうことも。


だからこそ、“少量でもエネルギーやたんぱく質をしっかり補える食品”を取り入れることが、無理なく栄養を支えるコツになります。

ゆみたそ
ゆみたそ

最近では、手軽にエネルギーやたんぱく質を補える栄養補助食品が市販されていて、とても便利です。


たとえば、「メイバランス」や「エンジョイクリミール」などのドリンクタイプの補助飲料は、コップ1杯(約200ml)でごはん1膳分以上のカロリーや、たんぱく質を含んでいるものもあり、食事の一部として気軽に取り入れやすいです。


実際に、私が介護のお手伝いをしていたときも、食事はあまり食べられないけど、栄養補助食品でなら栄養を補えたケースがありました。

ゆみたそ
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1本200kcal/125mlの少量で、高エネルギーな設計です♪バランスの良い栄養組成で、

1本あたりたんぱく質7.5g、亜鉛2mg、食物繊維2.5g、11種類のビタミンを配合しています。

8種類あるので、飽きが来にくいです。

甘みがあってデザート感覚です♪

よく飲んでらっしゃる方をお見かけします。朝食代わりにも飲めます♪

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ゆみたそ
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こちらは、更に少ない200kcal/100mlです。1本でたんぱく質8g、亜鉛1.1mg、鉄分2.0mg、13種類のビタミンが入っています。

甘み控えめ。

少しとろみがある飲み口なので、飲み込みが気になる方でも安心して取り入れやすいです。

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ゆみたそ
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こちらは、介護食・デザートジャンルで、楽天ランキング第1位獲得した栄養ゼリーです。

1カップ150kcal。おかゆ1杯くらいのカロリーです。

滑らかで舌でも簡単に崩れるやわらかさと、丸飲みしても形が変わる弾力で、飲み込みやすさにも配慮されています。

飲み込みが気になる方は、医師や歯科医師、管理栄養士に相談してご使用ください。

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補助食品の選び方「目的に合わせて、無理なく続けられるものを」

補助食品は、“とりあえず栄養がとれればいい”ではなく、目的や好みに合った「続けやすいもの」を選ぶことが大切です。


高齢になると、「今日はちょっと食べたくない」「なんだか味が合わない」なんて日もよくありますよね。


せっかく買っても、「飲みにくい」「量が多い」と感じたら、続けるのが難しくなってしまいます。

ゆみたそ
ゆみたそ

だからこそ、補助食品は飲みやすさ・量・栄養のバランスを比べて、本人にぴったりなものを選ぶのがコツなんです。


よく使われる補助食品に、「アイソカル100(ネスレ)」と「メイバランスMini(明治)」がありますが、じつはそれぞれに特徴があります。

たとえば、「量が多いと途中で残しちゃう…」という方には、**100mlで栄養がギュッと詰まった「アイソカル100」**が向いています。


逆に、「味に飽きやすい」「少しでも栄養を多くとりたい」という方には、**味の選択肢が多くて、たんぱく質も少し多めな「メイバランスMini」**がおすすめです。

「しっかり食べなきゃ」と思いすぎず、“飲める形で栄養を補う”という選択肢もあるということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

無理なく、でもしっかり。そんな栄養ケアが、介護する人にもされる人にもやさしい形です。

食事の工夫⑤「好きなもの・嗜好品を少し取り入れる」


「食べる量が減ってきたな…」と感じたら、その人が“好きなもの”をほんの少し添えてみるのがおすすめです。


甘い物や果物、漬物、アイスなど、「これ好きだったな」と思うものが目の前にあると、自然と“食べたい気持ち”がわいてくることがあります


無理に栄養を押しつけるよりも、「これなら食べてみようかな」という気持ちを引き出すことのほうが、実はとても大切なんです。

ゆみたそ
ゆみたそ

実際に、ご飯がなかなか進まない利用者さんに、好きなふりかけを選んでもらうと、ご飯を食べてくださったりします。

また、普段は全然食べてくれない方でも、大好物のおやつだけは毎日しっかり召し上がってくださる方もいらっしゃいます。


“好きなものを食べられた”という経験は、その人にとっても小さな自信になり、「明日もまた、何か食べよう」という前向きな気持ちを育ててくれます。


すべての食事を完璧にしようとしなくても大丈夫。


まずは、**「これなら食べられる」「これが楽しみ」**と思えるひと口を、そっと添えてみてください。


その小さな工夫が、毎日の食卓に温かい気持ちを運んでくれます。

ゆみたそ
ゆみたそ

糖尿病や、腎臓病、高血圧など、医師や管理栄養士から指導を受けている方は、その指示に従ってくださいね。

食事の工夫⑥「食器が本人に合っているかを確認する」

まず見直したいのが、**「食器が本人にとって使いやすいかどうか」**です。


高齢になると、手の力が弱くなったり、関節の動きが制限されたりして、一般的な食器が使いにくくなることがあります。


「持ちにくい」「すくいにくい」「滑りやすい」など、ちょっとした不便が“食べづらさ”につながっていることも。


たとえば、スプーンが深すぎて中身をこぼしてしまう、茶碗が重くて持ち上げられない、滑るお皿でおかずが逃げてしまう…。


私が以前関わった方の中には、陶器のマグカップが重たくて、水分をあまり取れなかった方がいました。

プラスチックの軽いカップに変えたところ、「これなら持てる」と言って、しっかり水分補給ができるようになったんです。

また、「硬いお肉が食べられない」と言っていた方に、ナイフを添えてお出ししたところ、
ぺろりと食べてくれたこともありました。


本人の手や動きに合った道具や配慮があるだけで、食事のストレスがぐっと減ります。

「食べられる自信」や意欲にもつながります。
何気なく使っている**“食器”も見直してみるのがおすすめです。**

食事の工夫⑦ 「視覚に障がいがある方、脳の病気の後遺症の方への配慮」


目が見えにくい方や、脳の病気の後遺症で、ご自分の片側に注意が向きにくい方がいらっしゃいます。

そのような方には、特別な配慮が必要です。


こうした方々は、食卓に何が置かれているのかが分からなかったり、片側の食べ物に気づかないまま食事を終えてしまったりします。

その結果、十分に食べられなかったり、「残した」と誤解されることも。


視覚が低下している方には、「3時の方向にごはん、6時に味噌汁、9時におかずがありますよ」と時計に例えて声かけをすると、配置がイメージしやすくなります🍀


また、片側に注意が向きにくい方には、食器の配置を気づきやすい側に寄せる、体の向きを変える、

「まだ左側に残ってますよ」と、食べ残しがないよう声かけをするなどの工夫が効果的です🌷

※片側に注意が向きにくい方は、左側に注意が向かないことが多いです


「見えていないだけかもしれない」「気づいていないだけかもしれない」と思って接することが、**その方に合った食事のサポートにつながります。

**見落とされがちな部分だからこそ、意識してみてくださいね。

まとめ

「食べられない」「むせてしまう」そんな悩みを抱える高齢の方には、ちょっとした工夫がとても大切です。

なぜなら、食べることは命をつなぐだけでなく、楽しみや安心感にもつながる大事な時間だからです。


そして、むせやすさには年齢や体調による理由があり、放っておくと誤嚥性肺炎などのリスクもあります。

ゆみたそ
ゆみたそ

だからこそ、むせには対策が必要です。

また、食事を食べてくれない場合にも、対策が取れたりします。

たとえば、食材のかたさや水分量を調整したり、とろみをつけたり、姿勢や環境を見直すことで、驚くほど安心して食べられるようになることもあります。


ゆみたそ
ゆみたそ

工夫には手間もありますが、がんばりすぎず、

たまには息抜きとご自愛を大切にしながら、まいにちを過ごしてくださいね

完璧じゃなくても、大丈夫。できることから少しずつ――その一歩が、きっと大きな力になります。
今日もここまで読んでくださって、本当におつかれさまでした。

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